沖縄文化観光観光-県民向け

沖縄の独自な風習/文化を紹介します!!

沖縄には独自の風習や文化がたくさんありますがご存じでしょうか?中国や台湾との交流が昔からある沖縄は、そんな国際色豊かで独自な風習がたくさんあります。その中から特に独自な風習を紹介したいと思います。

 

・お正月(旧正月)

沖縄ではお正月が2回あります!驚きませんか?(笑)沖縄では昔から暦を旧の日付で見る風習があるので、1月1日のお正月と今年は1月28日が旧正月と2回ありました。最近では、旧正月をしない地域もあるようですが私の地元では旧正月を今でも大切に過ごしています。お年玉も2回貰えるので子供の時は嬉しかったですが、あげる側になると何とも言えない気持ちになります。

特にお正月と旧正月の違いはありません。ですが、料理を作ったりする女性は凄く大変だと思います。

 

・シーミー(清明祭)

本土で言うとお彼岸に近いのがシーミーです。逆に、うちなーんちゅはほとんどお彼岸を知りません。このシーミーの光景は本土の人からしたらカルチャーショックかもしれませんね。

大体4月の下旬から5月の上旬と決まった日は無く、身内のまとめ役がいつシーミーするのかを決めます。そしてシーミーとは?親族みんな大集合してお墓参りに行くことです。お墓掃除をした後に、お墓の前でブルーシートを広げお供え物やオードブルをみんなで囲むそしてアルコールも頂く。お墓の前で宴会や、親族みんなでピクニックなど色々な呼ばれ方をしますが、沖縄のどの風習よりも独特だと思います。

お墓の前でワイワイしていいのはきっと沖縄くらいでしょう。

 

・お盆(旧盆)

沖縄でお盆は旧盆の事になります。お正月は2回ありますが、お盆は1回です。

旧正月と一緒で暦を旧の日付で見ます。今年は9月3日、4日、5日でした。初日を方言でウンケーと言い、ご先祖様を迎える日で仏壇にお供え物やちょうちんの飾りをします。中の日は方言でナカヌヒー、最後の日をウンケーと言いウンケーはご先祖様をお送りする大切な日なので、親族みんな集まれる為に学校や仕事が早く終わるのも沖縄独自の風習だと思います。

沖縄でエイサーが1番盛り上がるのが旧盆の時期で、夜中でも関係なく指笛が聞こえます。

ウンケーの最後にあの世に持っていけると言われているお金。方言でウチカビを燃やして、あの世でもこれでお金に困らないねー。で締めくくります。

そして、忘てはいけないのが!!旧盆の時に海に行ったら怒られます。(あの世から帰ってきている幽霊みたいなのから海へ引っ張られると言われています)本当にこの時期は水難事故が多いので気を付けましょう。